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最初の2週間

4月24日、私と母はカナダのバンクーバーに来ました。私がカナダに来て最初に感じたことは、本当に英語だけなのだということでした。英語圏だということを理解しきれないまま来てしまったので、改めてここで実感させられました。
始めの2週間は母と観光旅行をしていたのですが、英語がままならない私はいつもおどおどしてばかりでした。マクドナルドで注文するだけでもなかなか英語が通じず、一苦労していました。その度に、自分の英語力のなさにがっかりしていたのを覚えています。
バンクーバーに来て驚いたことはスカイトレイン・バス・シーバスが同じチケットで乗れることです。それも、90分以内だったらこの3つとも乗り換え自由なところが、日本とは全然違うと思いました。それよりも驚いたのは、スカイトレインに改札がないこと。やっぱり、カナダ市民は信用されているのだなと思いました。でも問題はバスです。カナダではバスが頻繁に使われていたので、バスを使いこなせるようになるまで結構時間がかかりました。日本のようにバス停に名前はないし、色々なバスがありすぎて頭がパニックでした。今はもう使えるようになりましたが…。
いよいよホームステイへ
そんなこんなで2週間はあっという間に過ぎ、いよいよホームステイに移る時が来ました。母と別れを告げ、エージェントと一緒に新しいホストファミリーの家へと向かいました。英語がままならない私はやっぱりおどおどしてしまいました。ちょうど移った時に親がいなかったせいもあって、いきなり子供たちとサッカーをすることになってしまいました。ちょっと焦りながらもなんとかやり過ごすことができ、夕方みんなが戻ってきた頃に一緒にご飯を食べました。
夕飯の時に「what’s your temperature(今日の気分)??」と「what’s your compliment(今日感謝する人)??」を言うのが習慣らしく、来ていきなり聞かれました。最初は何を聞かれているのかも分からず、もう首を傾げてばかりでした。でも、みんな優しく教えてくれて、なんとか理解することが出来ました。ホストファミリーはとても優しく、娘のように扱ってくれてとても嬉しかったです。ジョークが好きな家庭で、いつも笑いがたえないと思っていたら、いきなり兄弟ゲンカが始まり泣き出す声が聞こえ、すごくにぎやかな家庭でした。あと、私以外にも留学生が2人いたことは、自分にとって勉強を教えてもらったり、一緒に話したりと、心強い存在でした。私はそんなこの家が大好きでした。
語学学校がスタート
その後はすぐ語学学校が始まりました。私は自分で学校まで行くので、駅まで歩いて行き、その後スカイトレインに乗り、また学校まで歩きという道のりでした。家から学校までは初めてでしたが、駅までの行き方も知っていたし、どこの駅で降りるかもわかっていました。ただ、学校にはホテルから行ったことはありますが、実際にその駅から降りて行ったことはありませんでした。でも、そんなに難しい道ではなかったので、地図さえあればいけると思っていました。しかし学校初日、緊張していたのか地図を忘れてしまい、家の近くならまだしもスカイトレインの中で気付いたため、後戻りは出来ませんでした。仕方なくそのまま目的の駅で降り、地図を探しました。地図は見つかったのですが、自分が今どこにいるのか分からず、少し考えた上勘で行くことに・・・。図書館の目の前にある学校なので、図書館をまず探してとにかく走っていました。運が良く、見たことのある光景に辿り着き、無事に図書館も発見することが出来ました。時間ぎりぎりで到着し、受付へ向かいました。そして私を待っていたのがテストでした。それは私にとって以上に難しく、手が出ませんでした。まず問題が読めなく、どこに答えを書くのかも分からず、ただただ絶望的になるだけでした。

テストが終わり、軽く説明を受けて午後からはもう授業が始まりました。驚いてしまったのは、クラスのほとんどが日本人だということです。それ以外は2人の韓国人とタイ人が1人だけでした。あまりの日本人の多さに圧倒され、こんなんで英語上手くなるのかな?と不安を隠しきれませんでした。学校の中では英語onlyで、母国語を喋るとエッセイを書かされました。
それでも、放課後や休みの日はほとんど日本語ばかり喋ってしまっていたので、あの時しっかりと、英語を学びにきたという自覚を持っていなければならなかったのだと思います。そうでなければ、わざわざカナダに来てまで英語を勉強する意味がなくなってしまいます。本当に強い意志がなければならなかったと思います。
最初から全く授業についていけなかった私は、落ち込むばかりでした。簡単だと聞いていた数学も、問題が理解できなかったら何の意味もないのだと思い知らされました。本当は先生に聞いた方が良かったのかもしれませんが、この時まだ英語での説明を理解する能力がなかった私は、日本人の友達に教えてもらい、何とか理解することができました。こんな時に、やっぱり日本人がいてすごく心強いと思いました。いざという時、とても安心できます。
それからは次第に先生が言っていることも分かるようになり、授業も前みたいに全部分からなくて混乱することがなくなってきました。文章も最初は全くといっていいほど作れず、ジャーナルも2.3行で終わってしまいました。でも最後には、1ページくらいはスラスラ書けるようになりました。まだまだ内容は薄いかもしれないけど、これからどんどん色々な文法や単語を使えるようにして、深いものを作れるようになれたらと思います。
夏!!
もうカナダの夏は最高です!夏といっても日本のように蒸し暑いわけではないので、夏だなと思える程度でちょうどいいと思います。雨も降らず、雲ひとつない天気がずっと続くことに時々不安を感じますが、これがカナダの夏なのだと思いました。でも、カナダの紫外線は日本の何倍もあるので、毎日日焼け止めを塗らないとだめなのだとわかりました。日本にいた頃のように毎日サンダルを履いていたら、サンダルやけをしてしまいました。これはかなりショックでした。来年は同じ過ちをしないようにしたいと思います。夜は9時くらいまで明るく、遊ぶならこの季節しかないと思えるほどです。BBQをしたり、ビーチにいったりととても楽しく過ごせました。語学学校で行ったキャンプでは、カヌーやカヤックなどの、普段体験できないことが出来て、本当によかったです。
オリエンテーション
8月に入って高校のオリエンテーションが始まるため、ウエストバンクーバーの方に移動しました。ダウンタウンのほうよりもはるかに緑が多くてすごく綺麗な場所でした。
オリエンテーションは、ウエストバンクーバー区域の3つの学校の留学生が集まって3週間にわたって行われました。語学学校では出会えなかったドイツ人やイタリアの人もいて、英語の上手さの違いに驚かされました。最初のテストは、語学学校に入る時よりもはるかに難しく、出てくる単語ほとんどが意味不明でした。また自分に自信を無くしてしまいました。見たこともない単語ばかりで、こんなのどこで知るのだろうと思いました。
そんなこんなで1日目が終わり、次の日からはクラスに分かれて授業がスタートしました。授業というよりも最初の方はほとんどゲームのような事をして、みんなと仲良くなることから始まりました。午後は毎日アクティビティーで、滝を見に行ったり、近くの公園に行ってご飯を食べたりして過ごしました。この三週間は特に早く過ぎていってしまいました。
気付いたら最後の日で、プロジェクトの発表でした。日本人が集まって、日本の文化を他国の人に伝えるためのものです。私たちは日本の服装や歌について発表しました。他の国も、歌ったり踊ったりとても盛り上がりました。最後にみんなでピザを食べて解散でした。あまりにもあっという間に過ぎていった3週間だったので、これからみんなと別れてしまう実感がありませんでした。
9月からはいよいよ学校が始まります。どれだけ大変かは色々な人に言われていますが、これからそれを自分自身で歩むことになるのかと思うと、不安な気持ちでいっぱいな反面、とてもわくわくしてきます。沢山の人と出会い、沢山の英語が身につくように、これからの高校生活を存分楽しみたいと思います。

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